Thursday, January 19, 2017 10:51 AM

温暖化「起きている」 米環境保護局の次期長官

 トランプ次期大統領が環境保護局長官に指名したスコット・プルイット氏は18日、上院環境公共事業委員会の指名承認公聴会で「地球温暖化はでっち上げではない。実際に起きている」と述べ、トランプ氏とは見解の相違があることを明らかにした。

 一方で、人類による温室効果ガスの排出と温暖化の関係については「ある程度影響はしているだろうが、議論の余地がある」と明言を避けた。

 プルイット氏はこれまで政府の温暖化対策に批判的で、トランプ氏の「温暖化はでっちあげ」との発言に賛同しないことは米国内では「意外」と受け止められている。しかし温室効果ガスの排出が温暖化の原因だとは最後まで認めなかった。(共同)