Monday, January 23, 2017 10:40 AM

松方弘樹さんが死去 時代劇、やくざ映画で活躍

 東映の時代劇ややくざ映画で活躍し、テレビのバラエティー番組でも親しまれた俳優の松方弘樹(まつかた・ひろき、本名目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)さんが21日午前11時26分、脳リンパ腫のため東京都文京区の病院で死去した。74歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。

 昨年2月に体調不良でコンサートの降板と主演舞台の中止を発表、脳リンパ腫で闘病していた。

 父は近衛十四郎、母は水川八重子という俳優一家に生まれた。高校時代に父と同じ東映に入社し、1960年に「十七才の逆襲・暴力をぶっ潰せ」で主演デビュー。「赤穂浪士」「瞼の母」などの時代劇で二枚目スターとなり、「893愚連隊」といったやくざ映画でも人気を集めた。(共同)