Monday, January 23, 2017 10:42 AM
貿易協定、日本と優先交渉 英大使、EU離脱後に
英国のポール・マデン新駐日大使が23日、共同通信のインタビューに応じ、英国が欧州連合(EU)離脱後に新たに各国と締結を目指す自由貿易協定で「日本は優先的な交渉相手となる」と述べ、英国は既に日本側へ協定締結を望む考えを伝えていると明らかにした。
メイ英首相は17日に行った離脱方針を巡る演説で、英国がEU域外の国々とも貿易強化に向けた協定を締結したいとの意向を表明。今週予定されるメイ氏とトランプ米大統領の初会談でも将来の貿易協定締結が主要議題となるとみられる。
マデン氏は「(日英間の)貿易や投資の規模、日本の経済規模を考えれば、日本は優先的な交渉相手となる」と指摘。その上で「(日本から英政府への)訪問客とわれわれの(協定締結の)希望を話し合った」と述べた。(共同)
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