Monday, January 23, 2017 6:20 PM
南スーダン「深刻な懸念」 安保理、各地で戦闘継続
国連安全保障理事会は23日、南スーダン情勢に関する非公開の協議を開催した。会合後、記者会見した安保理議長国スウェーデンのスコーグ国連大使によると、安保理は南スーダン各地で戦闘が発生し、人道援助活動ができない状態が続いているとして「深刻な懸念」を表明した。
安保理は昨年8月に南スーダンへの増派を決めた約4千人の国連平和維持活動(PKO)部隊を受け入れ、現地に展開しているPKO部隊への妨害行為をやめるよう南スーダン政府に要請した。
スコーグ氏は現地情勢について「非常に悪い状況だ」と述べ、人道援助活動を妨げているのは南スーダン政府の関係者だとの見方を示した。(共同)
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