Wednesday, January 25, 2017 11:37 AM

NAFTA離脱あり得る メキシコ経済相

 メキシコのグアハルド経済相は24日、トランプ大統領が再交渉するとしている北米自由貿易協定(NAFTA)について、メキシコの利益にならない結果となるならば離脱もあり得ると述べた。同国メディアに語った。

 トランプ氏は、米国とメキシコ、カナダの3カ国で締結したNAFTAの再交渉を求めており、結果次第で離脱する考えも示している。NAFTAから米国とメキシコのいずれが離脱しても、北米向け輸出拠点としてメキシコに進出している日本の自動車メーカーなどには大きな打撃となる。

 メキシコのビデガライ外相とグアハルド氏は25〜26日に訪米し、トランプ政権の高官と会談する予定。31日にはトランプ氏とメキシコのペニャニエト大統領の首脳会談も行われる。(共同)