Wednesday, January 25, 2017 6:21 PM

米国株、初の2万ドル超え トランプ大統領に期待

 25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、指数算出開始から約120年を経て初めて2万ドルの大台を突破した。トランプ大統領就任から4営業日目で新政権の経済政策への期待が強く、終値は前日比155.80ドル高の2万0068.51ドルと過去最高値を約1カ月ぶりに更新した。米経済の底堅さを示しており、日本株にも好影響を与えそうだ。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は55.38ポイント高の5656.34、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は18.30ポイント高の2298.37と、いずれも連日で終値の最高値を更新した。

 ただ、新政権の動きに一喜一憂する「トランプ相場」には危うさがつきまとう。保護主義的な通商政策への警戒感も出ている。(共同)