Thursday, January 26, 2017 6:20 PM
日英がACSA締結 米以外と防衛協力強化
日英両政府は26日、自衛隊と英国軍が食料・燃料などの物資や輸送・修理などの役務を融通し合えるようにする物品役務相互提供協定(ACSA)を締結した。ロンドンで鶴岡公二駐英大使とジョンソン英外相が署名した。今後、双方の国会の承認を得て発効する。
日本がACSAを締結するのは米国、オーストラリアに続く3例目で、今後カナダやフランスとも締結を目指す。米国のトランプ新政権の安全保障政策が不透明な中、米国以外の各国と防衛協力を深め、中国の軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発といった安保環境の変化に対応したい考えだ。
日英ACSAでは、昨年3月の安全保障関連法の施行で他国軍への弾薬提供が可能となったことを受け、対象物資に弾薬を含めた。日米、日豪ACSAでも弾薬提供を可能とする改定手続きを進めている。(共同)
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