Friday, January 27, 2017 4:55 PM

F35のコスト見直し指示 国防長官、次期大統領機も

 米国防総省は27日、ロッキード・マーチンの最新鋭ステルス戦闘機F35とボーイングが受注した新たな大統領専用機「エアフォースワン」について、マティス国防長官が調達コストを見直すよう指示したと発表した。トランプ大統領がロッキード・マーチンやボーイングに値下げを要求していた。

 一方、トランプ氏は26日放送のFOXニュースのインタビューで「潜水艦が足りない」とし、費用を抑えながら新たに建造する考えを表明した。

 国防総省によると、長官によるコスト見直しの指示は26日付。F35については、FA18戦闘攻撃機の改良型で代替することにより、費用を抑制できるかどうかの検討も命じた。(共同)