Friday, January 27, 2017 4:56 PM
米メキシコ首脳が電話会談 1時間、関係修復模索か
トランプ大統領は27日、メキシコのペニャニエト大統領と同日に電話会談したと明らかにし、「私たちは公平で新しい関係に向けて取り組む」と強調した。トランプ氏が不法移民対策としてメキシコ国境の壁建設を表明したことをペニャニエト氏が非難、31日に予定されていた首脳会談が中止され両国の対立が懸念されており、関係修復を模索したとみられる。
記者会見でトランプ氏は電話会談を約1時間行ったとし、「とても友好的な電話だった」と述べた。ただ、メキシコは米国やカナダと結ぶ北米自由貿易協定(NAFTA)によって米国の雇用を奪うなどして「米国を粉々に打ち砕いた」と批判し、再交渉する考えを強調した。
トランプ氏はメキシコに壁の建設費を負担させるため、メキシコからの輸入に課税することを検討している。(共同)
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