Monday, January 30, 2017 12:41 PM

乳児が「正義」に共感 京大、いじめ解決に期待

 弱者を助ける「正義」の行為に、生後6カ月の乳児が共感する可能性があることが分かったと、京都大の明和政子教授(発達科学)らのチームが30日、海外の科学誌電子版に発表した。

 チームは「正義への憧れは生まれつき備わった性質なのではないか。いじめの理解や解決につながるかもしれない」としている。

 実験は関西在住の乳児を対象に実施。まず、強者のキャラクターが弱者を攻撃する映像を画面で見せた後、助けに入る第三者のキャラクターと、助けに入らない第三者のキャラクターが登場する場面をそれぞれ見せた。(共同)