Tuesday, January 31, 2017 9:48 AM

不正アクセスのカージナルスに処分 アストロズへ指名権など譲渡

 大リーグ機構は30日、元職員がアストロズのコンピューターに不正アクセスしたカージナルスに対し、アストロズに今年のドラフト会議で上位二つの指名権を譲渡し、200万ドル(約2億3000万円)を30日以内に支払う処分を科したと発表した。

 カージナルスの元職員、クリス・コレア氏は2013年から14年にかけてアストロズのデータベースからドラフト対象の選手やトレードの情報を引き出し、昨年7月には連邦裁判所から禁錮46カ月を言い渡された。大リーグ機構は独自に調査を行い、カージナルスに一部責任を負わせることを決めた。カージナルスは15年7月にコレア氏を解雇し、球団の関与を否定していた。(共同)