Tuesday, January 31, 2017 9:50 AM

仏極右に触れ主張過激化か モスク襲撃の容疑者

 カナダ東部ケベックシティーのモスク(イスラム教礼拝所)の銃撃事件で訴追された容疑者は、フランスの極右政治家が昨年春に現地を訪問したころから、急速に移民排斥などの過激な主張に傾倒したことが分かった。友人の話としてカナダ紙グローブ・アンド・メール電子版が30日、伝えた。

 警察当局は、極右思想に触れたことが事件の動機に関係しているとみて、追及するとみられる。

 カナダのトルドー首相夫妻は30日、事件現場のモスクの近くを訪れ、追悼集会に参加した。(共同)