Tuesday, January 31, 2017 12:41 PM

ミサイルは「防衛目的」 イラン外相、正当性強調

 イランが中距離弾道ミサイルの発射実験を行ったとされる問題で、イランのザリフ外相は31日、「ミサイルは防衛目的で設計されており、核兵器の搭載能力はない」としてミサイル開発の正当性を強調、国連安全保障理事会決議違反には当たらないとした。国営テレビが報じた。

 発射実験を実施したかどうかについては明言を避けた。首都テヘランで、訪問中のフランスのエロー外相と会談後、記者会見で語った。

 米国側が発射実験を安保理決議違反だと非難していることにも触れ、イスラム圏7カ国からの入国を禁止した大統領令への批判をそらすため「政治的に利用しないよう求める」とも話した。(共同)