Tuesday, January 31, 2017 4:44 PM

偽ニュース対策、EU本腰 ソーシャルメディアに要請

 欧州連合(EU)欧州委員会のアンシプ副委員長はインターネット上の偽ニュース問題で、フェイスブックなどソーシャルメディア運営企業に強力な対策を取るよう訴え、不十分なら各企業に対しEUが何らかの行動を取ると述べた。罰則などが念頭にあるとみられ、この問題に本腰を入れる構えだ。1月31日付の英紙フィナンシャル・タイムズが伝えた。

 アンシプ氏は、米大統領選で偽ニュースが広がったクリントン候補を例に挙げ、今は偽ニュース問題が「転換点」にあると強調。「各企業は自主的に対策を取ると信じている」と述べた。

 EUがネット企業にどのような行動を取り得るのかは触れなかった。(共同)