Tuesday, January 31, 2017 4:45 PM

エクソン4割減益 ガス事業で巨額評価損

 石油大手エクソンモービルが1月31日発表した2016年10〜12月期決算は、ガス事業の巨額減損が響き、純利益が前年同期比40%減の16億8000万ドル(約1900億円)と大幅減益だった。

 長引く原油や天然ガスの価格低迷を背景に、ロッキー山脈地域に持つ未開発のガス鉱区が約20億ドルの評価損を計上。売上高は同2%増の610億1600万ドルと微増だった。

 エクソンの前会長兼最高経営責任者(CEO)のティラーソン氏はトランプ政権の次期国務長官に指名されている。(共同)