Tuesday, January 31, 2017 6:24 PM

米外交官900人が署名 入国禁止反対、過去最大

 ロイター通信は1月31日、トランプ大統領が難民受け入れ凍結やイスラム圏7カ国からの入国禁止を決めた大統領令に関し、国務省内で反対する意見書に署名した外交官らが約900人に上ったと報じた。

 同省では公式な政府方針に反対意見を伝えることがベトナム戦争以来、省内制度として認められている。米メディアによると、意見書は既に管理部門に提出された。過去最大の署名数とみられる。

 AP通信によると、草稿では「米国への攻撃を企てる少数の旅行者を阻止するために2億人以上の正当な旅行者を締め出す政策によって国を安全にすることはできない」と主張した。(共同)