Wednesday, February 01, 2017 11:23 AM
トランプ氏批判の団体有力 ノーベル平和賞予想で
「ノーベル平和賞ウオッチャー」として知られる国際平和研究所(オスロ)のハルプビケン所長は1日、今年の平和賞受賞者予想を発表、有力5候補のトップに、人権を侵害しているなどとトランプ政権を鋭く批判している「全米市民自由連合」(ACLU)とスーザン・ハーマン会長を挙げた。
ACLUは昨年11月の大統領選でトランプ氏の当選が決まった直後から、移民規制や表現の自由制限など選挙期間中の同氏の公約について司法の場で追及。先月末にはイスラム圏7カ国からの入国禁止を決めた同氏の大統領令のため、ニューヨークの空港で到着後に拘束されたイラク人2人を支援し提訴、2人は司法判断を受けて釈放され入国した。
ハルプビケン氏は、ACLUが受賞すれば「トランプ氏への批判となるだけでなく、米国や世界の国々での司法を通じた長く粘り強い戦いへの称賛となる」としている。(共同)
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