Wednesday, February 01, 2017 11:23 AM

米との対話早期再開が必要 ウクライナ情勢緊迫でロシア

 ロシアのペスコフ大統領報道官は1日、ウクライナ東部でロシアが支える親ロシア派武装組織とウクライナ軍の戦闘が激化していることについて「米露の対話と協力の早期再開に向けたもう一つの理由になるだろう」と述べた。インタファクス通信が伝えた。

 トランプ大統領とロシアのプーチン大統領が1月28日の電話会談で両国の関係改善を図ることで一致したのを受け、ロシアは米露対立激化の要因となったウクライナ問題でも米国との妥協点を見いだしたい思惑だ。

 ウクライナのクリムキン外相はツイッターで、親ロ派が先週末から大規模な攻撃を仕掛け、これまで8人のウクライナ兵が死亡したと非難した。ロシアはウクライナが攻撃を始めたと主張している。(共同)