Thursday, February 02, 2017 10:10 AM
円高で5社が減収減益 トヨタ系部品、4〜12月期
トヨタ自動車グループの主要部品メーカー7社は2日、2016年4〜12月期連結決算を発表した。円高進行が打撃となり、デンソーなど5社が減収減益だった。各社は先行きについて、自動車分野の貿易不均衡を問題視するトランプ大統領の政策への警戒感を強めている。
豊田自動織機は売上高が前年同期比3.8%減の1兆6405億円、純利益は37.8%減の1074億円。カーエアコン部品やフォークリフトが欧州で好調だったものの、円高が全体の利益を200億円押し下げた。デンソーも海外で生産や販売が増えたが、純利益は0.2%減の1909億円だった。
ジェイテクトは日本や北米での販売減が響き、純利益が40.4%減の244億円。豊田合成は8.0%減、愛知製鋼も46.1%減となった。(共同)
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