Thursday, February 02, 2017 10:12 AM

不法入国阻止へ派兵示唆 トランプ大統領、メキシコ側に

 AP通信は1日、トランプ大統領が1月27日に行われたメキシコのペニャニエト大統領との電話会談で、メキシコ側の国境管理が不十分だとして、不法入国を阻止するために「米軍を派遣するかもしれない」との考えを示唆していたと報じた。

 APは電話会談の概要文書を入手したとしている。トランプ氏の発言に対するペニャニエト氏の回答は不明。メキシコ外務省はAPの取材に「事実ではない」として、やりとりを否定した。

 APによると、トランプ氏は電話会談で「メキシコには悪いやつらの一団がいるが、十分に阻止できていない。あなたたちの軍はおびえているのだろうが、わが軍はそうではない」と語った。(共同)