Thursday, February 02, 2017 6:27 PM

環境保護局長官を承認 上院委、温暖化懐疑派

 米上院環境公共事業委員会は2日、オクラホマ州司法長官のプルイット氏を環境保護局(EPA)長官とする人事を承認した。民主党は審議をボイコットしたが、多数派の共和党が採決を強行した。

 プルイット氏は上院本会議の承認を経て、就任する見通し。地球温暖化に懐疑的で、EPAを提訴したこともあるプルイット氏の適性を疑問視する声も上がっている。

 イスラム圏7カ国からの入国禁止などトランプ政権の強硬姿勢に反発を強める民主党は、閣僚承認の審議拒否を継続しているが、共和党は採決を強行し、党派対立が先鋭化している。(共同)