Friday, February 03, 2017 10:21 AM

入国禁止令に反対55% 賛成42%、世論二分

 調査会社ギャラップは2日、トランプ大統領がイスラム圏7カ国からの入国禁止を決めた大統領令に反対する人が55%と、賛成の42%を上回ったとする世論調査結果を発表した。

 ロイター通信が1月末に発表した世論調査では、賛成が49%と、反対の41%を上回った。いずれの世論調査も1月30〜31日に行われており、テロ対策を巡り国民の間で意見が割れていることが浮き彫りになった。

 ギャラップの調査では、メキシコ国境の壁建設には60%が反対し、賛成は38%にとどまった。シリア難民の受け入れ停止には58%が反対し、36%が賛成だった。(共同)