Friday, February 03, 2017 10:22 AM

スレトノミクス どう喝交じりの経済政策

 就任14日目(Day14)を迎えたトランプ大統領は2日、北米自由貿易協定(NAFTA)を「不公平」と一蹴、「米国第一」を掲げて再交渉を強気に進める考えを強調した。トランプ氏のどう喝交じりの経済政策をやゆし、「脅迫(スレット)」と「経済」を掛け合わせた「スレトノミクス」という新語も生まれている。

 「NAFTAにもう一つFを追加する。自由かつ公平(FREE AND FAIR)のFだ。なぜならNAFTAは非常に不公平だからだ」

 トランプ氏はホワイトハウスでの会合でこう訴え、NAFTAの再交渉を早期に開始すると表明。再交渉に臨むチームについて「とてつもない才能の人々を集めた。交渉が終われば全く新しい状況になるだろう」と胸を張った。(共同)