Friday, February 03, 2017 10:25 AM

ルーブル美術館で襲撃 治安部隊員負傷、男に発砲

 パリ中心部のルーブル美術館の地下出入り口付近で3日午前10時(日本時間午後6時)ごろ、刃物を持ったイスラム教徒とみられる男が「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫び、治安部隊員を襲撃し隊員1人が軽傷を負った。治安部隊が発砲、男は負傷し病院に搬送された。観光客らに負傷者は出ていない。フランスのメディアが伝えた。

 館内には日本人観光客や中国人の団体客らもいたが、館員らに誘導されて避難したという。

 カズヌーブ首相は報道陣に「テロを企てたとみられる」と述べた。捜査当局はテロ関連の殺人未遂容疑で捜査を開始した。(共同)