Friday, February 03, 2017 4:45 PM

NY原油反発、終値53ドル台

 3日のニューヨーク原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)3月渡しが前日比0.29ドル高の1バレル=53.83ドルで取引を終えた。

 トランプ政権がイランに対する追加経済制裁の実施を発表したことで、イラン産原油の供給への影響が意識され、買いが優勢となった。

 ただ、米石油サービス大手が公表した米国内の石油掘削装置の稼働数が2015年10月以来、約1年4カ月ぶりの高さとなったことが嫌気され、引けにかけて上げ幅が縮小した。(共同)