Friday, February 03, 2017 4:48 PM

ユーロ安「ドイツが操作」 米EU大使の有力候補

 トランプ政権の欧州連合(EU)大使の有力候補となっているテッド・マロック氏は3日、通貨ユーロ安について、ドイツが為替相場を操作しているとの認識を示した。米テレビ番組で語った。

 米政権幹部も1月、ユーロが「過小評価されている」としてドイツを批判。米国が貿易赤字を抱えるドイツへの「口撃」を繰り返している。

 マロック氏は「ドイツからの輸入品が安くなり、米市場ですらドイツ製品があふれることになる」と話した。為替操作の具体的な根拠は示さなかった。(共同)