Friday, February 03, 2017 4:49 PM

米、6万人のビザ取り消し 入国禁止令の影響拡大

 米国務省は3日、トランプ大統領が指示したイスラム圏7カ国からの入国規制を受けて、6万人弱の米入国査証(ビザ)を暫定的に取り消したと明らかにした。

 入国禁止令がビザを既に取得した多数の市民を巻き込んでいることが判明し、国際社会のトランプ政権への批判が一段と高まりそうだ。

 米メディアによると、禁止令を巡る訴訟でトランプ政権側の弁護士は3日、10万人以上がビザを取り消されたと述べた。国務省が明らかにした人数と異なる理由は不明。(共同)