Friday, February 03, 2017 6:23 PM

利上げ3度でFRB資産規模縮小の検討も サンフランシスコ連銀総裁

 サンフランシスコ連邦準備銀行のウィリアムズ総裁は3日、ブルームバーグ・テレビで、今年3度の利上げを実施すれば、連邦準備制度理事会(FRB)が「保有国債の再投資の停止へ近づく」と述べ、保有資産の規模縮小が検討できるとの見方を示した。

 ウィリアムズ総裁は、全ての会合で追加利上げの決定があり得ると指摘。利上げペースは「緩やかにするのが妥当とみられる」とした上で「慎重になりすぎることはしたくない」と語った。

 物価上昇率が確実に上がっており、雇用市場も良好なことから、トランプ政権の財政政策が不確実な中でも「それに縛られることなく、利上げの判断ができる」と主張した。(共同)