Monday, February 06, 2017 10:11 AM
自民、退位は特別法で集約 一代限り、政府方針支持
自民党は6日、天皇陛下の退位を巡る法整備について「陛下一代限り」の特別法で党内の意見を集約する方針を固めた。国会内で開いた幹部らによる懇談会の第3回会合で出席者全員が、特別法での対応が望ましいとの認識で一致。特別法制定を目指す政府の方針を支持する形となった。今後は皇室典範改正による恒久制度化を掲げる民進党との調整が焦点となる。
政府の有識者会議が先月公表した論点整理も「一代限り」を有力視する内容。連立を組む公明党も「一代限り」とする方向で検討している。
自民党は13日の次回の懇談会で結論を出し、党見解とする方針。2月中旬に始まる大島理森衆院議長による各党の意見聴取で報告する。党総務会や全所属議員を対象とする場で議論はしない。(共同)
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