Monday, February 06, 2017 12:07 PM

中国産中型機、初飛行へ 今年前半、開発に遅れ

 中国上海の国有企業が開発を進めている国産中型ジェット旅客機「C919」(基本設計の座席数は158)が今年前半に初飛行を行う計画だと、中国の通信社、中国新聞社が6日伝えた。

 C919は、2015年に初飛行の予定と報じられたこともあったが、開発が遅れていた。受注数は570機に上り、初納入先は中国東方航空になる予定だという。

 開発を担う「中国商用飛行機」は、既に運航を始めた国産小型ジェット旅客機「ARJ21」(90席)も開発、製造。C919でボーイングや欧州のエアバスが市場をほぼ独占する170席程度の旅客機市場に参入する。(共同)