Monday, February 06, 2017 4:41 PM

独首相の与党が首位陥落 世論調査、総選挙接戦も

 ドイツ大衆紙ビルト(電子版)が6日報じた世論調査結果によると、メルケル首相の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の政党支持率が30%となり、首位から2位に陥落した。中道左派、社会民主党(SPD)が31%で逆転した。

 CDU・CSUとSPDは現在、連立を組んでいるが、今年9月の連邦議会(下院)選挙では政権の座を争う。ほかの各種調査ではCDU・CSUがリードしているが、下院選が接戦となる可能性が出てきた。

 ビルトによると、SPDは1月29日に欧州連合(EU)欧州議会のシュルツ前議長を首相候補に指名後、支持率が10ポイントも上昇。逆にCDU・CSUは2.5ポイント減らした。(共同)