Monday, February 06, 2017 6:20 PM

親トランプサイトを攻撃 「人種差別」と非難

 トランプ大統領を支持する団体のウェブサイトがサイバー攻撃を受け、内容が改ざんされるなどの被害に遭った。CNNテレビが6日伝えた。

 サイトはトランプ氏が閣僚に起用した人物を称賛する広告を始めていた。侵入を受けて、司法長官に指名されたセッションズ上院議員について「人種差別主義者」などと非難する書き込みがされたほか、厚生長官に選ばれたプライス下院議員の名前がバノン首席戦略官兼上級顧問に書き換えられ「白人至上主義者」とされた。団体はサイトを一時閉鎖した。

 上院では野党民主党の抵抗で閣僚らの指名承認が遅れており、サイトを運営する団体は閣僚らを推奨するための広告費などにこれまで400万ドル(約4億5000万円)をつぎ込んだという。(共同)