Monday, February 06, 2017 6:21 PM

サンフランシスコ連邦高裁、入国禁止判断へ 司法省は追加書面提出

 イスラム圏7カ国からの入国を禁止したトランプ政権の大統領令は違憲として無効化や一部差し止めを求めてワシントン州などが起こした訴訟で、サンフランシスコ連邦高裁は一時差し止めの妥当性を検討し、早ければ6日にも判断を出す。

 連邦高裁は米司法省に対し6日午後3時(日本時間7日午前8時)を期限に、反論のための追加書面を提出するよう求めている。連邦高裁が判断を示しても、訴訟は最高裁まで進むとみられる。

 ワシントン州のシアトル連邦地裁が3日、入国禁止の大統領令は「回復不能な被害が生じる」などとする原告の主張を認め、一時差し止めを命令。7カ国からの入国は可能になった。(共同)