Tuesday, February 07, 2017 10:12 AM

米国人拉致疑惑で情報収集 トランプ政権、韓国で

 韓国の拉致被害者家族でつくる「戦後拉北者被害家族連合会」の崔成龍理事長は7日、2004年に中国で失踪し、北朝鮮に拉致された疑いが指摘されている米国人男性デービッド・スネドン氏について、トランプ政権が韓国で情報収集をしていると明らかにした。

 米国ではオバマ政権も情報を集めていたが表立った動きはしなかった。北朝鮮はスネドン氏の拉致疑惑を全面的に否定している。

 スネドン氏については、中国雲南省から国境を接するミャンマーに拉致されて平壌に移送され、その後現地の女性と結婚し「ユン・ボンス」と名乗っているとの情報を、昨年8月に崔氏が北朝鮮内の消息筋から得たと明らかにしていた。(共同)