Tuesday, February 07, 2017 4:42 PM

イスラエル観光展に日本 「命のビザ」でつながり

 イスラエルの商都テルアビブで7日、国際観光展が8日までの日程で開かれた。日本もブースを設置。新潟県佐渡市、岐阜県高山市、和歌山県の担当者らが、イスラエルからの観光客誘致に向け、地元の魅力をPRした。

 高山市は、第2次大戦中に「命のビザ」を発給し、ナチス・ドイツの迫害から多くのユダヤ人を救った日本の外交官・故杉原千畝氏の出身地、岐阜県八百津町など五つの市町村でつくる「杉原千畝ルート推進協議会」を代表して参加した。

 イスラエルは国民の多数がユダヤ人で、杉原氏の功績を知る人が多く、八百津町などは人気の観光地となっている。(共同)