Tuesday, February 07, 2017 6:32 PM
入国禁止令、早急すぎた トランプ政権閣僚認める
ケリー国土安全保障長官は7日、イスラム圏からの入国禁止令について「議会に説明するため（執行を）遅らせるべきだった」と議会で述べ、対応が早急すぎたことを認めた。入国禁止の大統領令は、事前に政府の関係機関や議会に十分な説明がないままトランプ大統領が署名したとして批判されている。
またトランプ氏が大統領令の一時差し止めを命じた地裁判事を攻撃したことへの非難の高まりを受け、スパイサー大統領報道官は7日の記者会見で、トランプ氏が「司法機関とその決定を尊重することは疑いない」と釈明した。
ただ政権は入国禁止令の必要性を繰り返し強調。トランプ氏は7日、治安当局者との会合で、過激派組織「イスラム国」（IS）が「移民を通じて米国やほかの国に潜入させると言ったことがある」と述べ、入国禁止令を正当化した。（共同）
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