Wednesday, February 08, 2017 10:01 AM

カブスでも勝利の方程式 メジャー4球団目の上原

 大リーグはキャンプインが目前に迫っている。今季、新たなチームとメジャー契約した3人の日本選手を取り上げる。

 41歳の上原浩治投手は2013年にレッドソックスで経験した「胴上げ投手」の喜びを再び味わうため、昨季108年ぶりにワールドシリーズを制したカブスを移籍先に選んだ。メジャー4球団目、9年目で初のナ・リーグ所属となり「僕も先が長くないので優勝したい。もう一度、世界一を取りたいと思って選んだ」と説明した。

 オフにレッドソックスからフリーエージェントとなった。カブスより好条件の球団はあったというが、ビデオレターまで送られた熱意に「必要とされているという気になった」と上原らしい決断を下した。背番号はプロ野球巨人時代からつけてきた19に決まった。(共同)