Wednesday, February 08, 2017 10:03 AM

対テロ作戦、許可取り消し イエメン、トランプ政権に

 ニューヨーク・タイムズ電子版は7日、トランプ政権発足後初の民間人犠牲者を出したイエメンでの強襲作戦を受け、イエメンが国内での米軍による対テロ地上作戦への許可を取り消したと報じた。

 トランプ政権は作戦が「成功だった」と主張していた。過激派掃討作戦の強化を最優先課題とするトランプ大統領は、出はなをくじかれた形だ。

 強襲作戦は国際テロ組織アルカイダ系「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」を標的に1月29日に実施、トランプ氏が大統領就任後最初に承認した。激しい銃撃戦で8歳の子どもを含む10人以上が死亡したほか、米兵1人も死亡した。(共同)