Thursday, February 09, 2017 10:52 AM
激戦地の古都、廃虚同然 世界遺産・アレッポ旧市街
世界遺産の旧市街は激しく破壊され「廃虚の街」のようだ。シリア内戦の激戦地だった北部アレッポ。アサド政権軍による制圧から2カ月弱たったが、戦闘の爪痕は今も生々しく、歴史的に貴重な建物の被害は深刻だ。ただ、徐々に旧市街に戻り始めた市民らは「いつか元の美しい街に」と古都再建への思いを語った。
大モスク(イスラム教礼拝所)と呼ばれる由緒ある「ウマイヤド・モスク」は反体制派の戦闘拠点だった。壁には狙撃や移動用の穴が幾つも掘られ、防御用に積み上げられた多数の土のうやドラム缶が放置されている。ミナレット(尖塔)は2013年に爆弾で破壊され、がれきの山が残っていた。
モスク内には反体制派を支援するトルコやカタールからとみられる食料品などの残骸も。昨年12月の政権軍の制圧後、初めて訪れたファトマさん(45)は「よくお祈りに来ていた。破壊がひどく胸が痛む。同じイスラム教徒がやったとは思えない」とうつむく。(共同)
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