Thursday, February 09, 2017 10:57 AM
タカタが特別損失1000億円 16年4〜12月、経営に打撃
エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題に揺れるタカタは9日、2016年4〜12月期連結決算で、米司法省と支払いに合意した和解金などリコール関連費用計1075億円を特別損失として計上すると発表した。影響を織り込んだ4〜12月期決算を10日に発表する。
これまでは17年3月期の純利益を200億円と見込んでおり、1千億円を超える損失計上は経営に大きな打撃となる。
タカタは、今年1月に米司法省との間で支払いに合意した10億ドルの和解金に対応するため、特別損失として969億円を計上するほか、米子会社が製造したエアバッグを巡る訴訟の弁護士費用など106億円も損失として見込む。一方で営業外収益として、為替差益40億円も計上する。(共同)
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