Thursday, February 09, 2017 4:40 PM

「無法状態」終わらせる セッションズ司法長官就任

 米共和党の上院議員を務めたジェフ・セッションズ氏(70)は9日、ホワイトハウスで司法長官への就任宣誓式に臨み、トランプ大統領とペンス副大統領立ち会いの下で就任した。セッションズ氏は不法移民対策に関して「治安を脅かす無法状態を終わらせなければならない」と抱負を述べた。

 司法長官は法律問題を担当する閣僚で、連邦政府の最高法執行官。セッションズ氏は、イスラム圏7カ国からの入国を禁止する大統領令を擁護する役割を担い、大統領令を巡る訴訟でトランプ氏の意向に沿って徹底的に争うとみられる。

 セッションズ氏は批判を受けている大統領令などトランプ政権の強硬な政策を念頭に「米国民の利益のためだ。間違いでも不道徳でも不適当でもない」と強調した。(共同)