Friday, February 10, 2017 10:46 AM

渡部暁、今季最高の2位 スキーW杯複合個人第18戦

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合札幌大会第1日は10日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場などで個人第18戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が今季最高の2位となった。表彰台は7試合ぶりで今季4度目。前半飛躍(ヒルサイズ=HS137メートル)は134メートルの129.1点で2位につけ、トップと27秒差で出た後半距離(10キロ)は終盤まで先頭でレースを引っ張ったが、ゴール直前でかわされた。

 ビヨルン・キルヒアイゼン(ドイツ)が飛躍の4位から逆転し、4季ぶりに通算17勝目を挙げた。永井秀昭(岐阜日野自動車)が6位、渡部剛弘(ガリウム)が7位で、ともにW杯個人戦で自己最高。渡部善斗(北野建設)は8位に入った。

 加藤大平(サッポロノルディックク)は12位、飛躍1位の永峯寿樹(明大)は21位、清水亜久里(ユーグレナ)は26位、曽根原郷(東京美装)は27位、山本涼太(早大)は34位、中村優斗(明大)は38位だった。

 今大会はW杯個人総合上位選手の多くが出場しなかった。(共同)