Friday, February 10, 2017 10:47 AM
被災地で労災1.7倍 3県沿岸の建設工事
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県沿岸部で、昨年発生した建設工事現場の労災が少なくとも計548件あったことが10日、分かった。工事が急増した震災直後に比べると減ったが、いまだ震災前の1.7倍に当たる。
建設業界では安全性向上の取り組みが進み全国的に労災事故が減少傾向にある中、安全管理が十分に行き届いていない被災地の現状が浮き彫りとなった。
沿岸被災地を管轄する岩手4、宮城2、福島3の9労働基準監督署管内で起きた建設工事における昨年の労災件数(速報値)を、震災前の2010年と比較した。(共同)
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