Monday, February 13, 2017 11:41 AM
北方領土交渉に米側理解 首相、トランプ氏へ説明
安倍晋三首相は13日夜、トランプ大統領との首脳会談やゴルフなど一連の日程で、北方領土問題を巡って日本がロシアと交渉することについて説明し、理解を得られたと明らかにした。弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮への米政権対応に関し「より厳しくなる」と述べ、外交的解決に向け強硬的な選択肢も排除しないとの見通しを示した。在日米軍駐留経費の負担増では米側から会談で要求がなかったとした上で「この問題は終わった」と明言し、解決したとの認識を表明した。
米国からの帰国後、NHKとBSフジの番組で語った。首相はオバマ前政権で日露の接近に慎重姿勢を崩さなかった米側の理解も取り付けたとして、ロシアのプーチン大統領との領土交渉に弾みを付けたい考えだ。
首相はトランプ氏とロシアとの関係を巡って意見交換し、資源・エネルギーやシリア問題などで「米露首脳が対話しなければ解決しないと一致した」と強調。プーチン氏との対話について「トランプ氏に理解してもらえた」と述べた。(共同)
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