Monday, February 13, 2017 6:25 PM

ミサイル発射で緊急会合 北朝鮮非難の声明検討

 国連安全保障理事会は13日(日本時間14日)、北朝鮮が12日に新型の中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、非公開の緊急会合を開いた。発射は過去の安保理決議に違反するとして北朝鮮を非難し、核・ミサイル開発の自制を求める報道声明などを検討する。

 緊急会合は日米韓が12日に要請した。日米韓は早期の報道声明発表を目指す構えだが、北朝鮮との対話を重視する中国、ロシアの出方によっては時間がかかる可能性もある。

 安保理決議と異なり、報道声明に法的な拘束力はない。ただ、原則として全理事国の同意が必要なため、過去の安保理決議を無視してミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、国際社会として結束した意思を示す効果がある。(共同)