Monday, February 13, 2017 6:26 PM

トランプ氏が補佐官に不満 ロシア疑惑、政権で孤立か

 フリン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が政権発足前にロシア側と対ロ制裁を協議したとされる疑惑で、トランプ大統領がフリン氏への不満を周辺に漏らしていると、米政治専門サイト「ポリティコ」などが13日伝えた。フリン氏が政権内で孤立しているとの見方もある。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応が急がれる中、足並みの乱れが懸念される。

 フリン氏は当初、ロシア側と制裁について協議していないと説明。ワシントン・ポスト紙によると、トランプ政権当局者は「ホワイトハウスではフリン氏はうそをついたとの見方が大方だ」と指摘した。「彼は友人を失いつつある」とフリン氏を擁護する声が少なくなっているとした。(共同)