Tuesday, February 14, 2017 10:22 AM

米1月卸売物価0.6%上昇 4年4カ月ぶりの大きな伸び

 米労働省が14日発表した1月の卸売物価指数(季節調整済み)はモノとサービスを合わせた総合指数が前月比0.6%上昇し、2012年9月(0.7%上昇)以来4年4カ月ぶりの大きな上昇率となった。0.3%上昇を見込んでいた市場予想を上回った。前年同月比(季節調整前)では1.6%上昇した。

 卸売物価は、変動の激しい食品とエネルギーを除いたベースでは前月比0.4%の上昇だった。前年同月比は1.2%上昇だった。食品とエネルギー、貿易サービスを除いたベースは前月比0.2%の上昇。前年同月比では1.6%上昇した。

 モノは前月比で1.0%上昇した。前年同月比でも3.1%上昇と、12年2月(3.3%上昇)以来の高い伸びとなった。ガソリンなどのエネルギー価格は前月比4.7%上昇と、15年5月(4.9%上昇)以来の高水準だった。食品は横ばいだった。(共同)