Friday, July 08, 2016 7:01 PM

NY株反発、250ドル高 1年1カ月ぶり高値

 8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比250.86ドル高の1万8146.74ドルと、昨年5月27日以来約1年1カ月ぶりの高値で取引を終えた。6月の米雇用統計の内容が良かったことを好感し全面高となった。終値の1万8000ドル台回復は約2週間ぶり。

 幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も反発し、32.00ポイント高の2129.90と昨年5月21日につけた終値の最高値(2130.82)に迫った。ハイテク株主体のナスダック総合指数は79.95ポイント高の4956.76だった。

 雇用統計では景気動向を敏感に映す非農業部門の新規雇用が市場予想を大幅に上回って増加。米景気への先行き期待で買い注文が広がった。(共同)