Friday, February 17, 2017 5:01 PM
戦闘機の大量発注に意欲 トランプ氏、値下げ要求
トランプ大統領は17日、南部サウスカロライナ州ノースチャールストンにあるボーイング社の工場で演説し、戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットなど戦闘機の「大きな取引を真剣に検討している」と述べ、戦闘機の大量発注に意欲を示す一方で、戦闘機の値下げを求めた。
トランプ氏は安全保障の基本方針として「力による平和」を掲げ、戦闘機や軍艦などを増やす軍拡路線を鮮明にする一方、財政赤字拡大の懸念から航空機メーカーなどにコスト削減を求めている。ボーイングのミュイレンバーグ最高経営責任者(CEO)について「手ごわい交渉相手だが、合意できる」と述べた。
ボーイングはトランプ氏が求めていた大統領専用機「エアフォースワン」の値下げに取り組む姿勢を示したが、トランプ氏は17日、記者団に「高すぎる。交渉中だ」と述べ、まだ妥結していないことを明らかにした。(共同)
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