Thursday, February 23, 2017 4:43 PM

トランプ氏との面会希望 性的少数者擁護求め米歌手

 トランプ政権が、心と体の性が異なるトランスジェンダーの生徒が自分の望む性別のトイレを使うことを認めるよう全国の公立学校に求めたオバマ前政権の通達を破棄したことを受け、トランプ大統領の就任式で国歌を斉唱した若手女性歌手ジャッキー・エバンコさん(16)が、大統領との面会を求めた。ロイター通信が23日報じた。

 姉ジュリエットさんがトランスジェンダーだというエバンコさんは22日夜のツイッターで「大統領の判断に落胆した」とし、「私と姉と会い、トランスジェンダーの権利を話し合う機会をください」と呼び掛けた。

 姉妹は、出生時の性別と現在自覚する性別が違う生徒が、学校でどのような差別と闘っているか大統領に知ってほしいとしている。(共同)